2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

第四章「勇・敢為堅忍の精神」

「勇」は「義」なしでは語れない。 「大義の勇」と「匹夫の勇」の違い。 「勇」が高みに達すると「仁」に近づくと第5章「仁」に繋がっていく。 「武士道」はジグソーパズルのようで、一つずつはめていくと(読み進み理解していと) 全体が見えてくるような気…

第三章「義」

新渡戸は武士道を全世界に紹介するにあたって第一に「義」を論じた。 「義」は正しい道筋のことであり、人の路(どこへ行くか決まったみち) 原文では 義、正義 を justice right righteousness どう表現しているのか? <因みに書記の使用している和英辞典…

第二章「武士道の淵源」

・第二章「武士道の淵源」は、仏教から始まっているが、神道と孔子の影響力の二つの中にあると語っている。その淵源の何たるかを問わず、武士道が自己に吸収同化したる本質的なるは少数かつ単純であったとあるように、すでに、日本に古くから存在していた民…

第一章 「道徳体系としての武士道」

・矢内原忠雄訳が一番、格調高いと思う。 ・1900年(明治20年)アメリカで発行された「武士道」の初版の表紙のタイトルは、BUSHIDO THE SOUL of JAPAN 「日本の魂」の訳はないので、不思議である。 ・武士の掟・規律として生まれた「武士道」は、日本人の道…

「武士道」緒言

「武士道」緒言 新渡戸稲造「武士道」緒言(3~24頁) 訳者序(矢内原忠雄)、第1版序(新渡戸稲造)、増訂第十版序(新渡戸稲造)、 緒言(ウイリアム・エリオット・グリッフィス) ・武士道は、一部の特権階級のものか?日本の道徳は、古くからの八百万の神、儒教から…

さくらっちの 武士道 BUSHIDO

新渡戸稲造「武士道」 BUSHIDO TE SOUL of JAPAN 新渡戸稲造の武士道を、勉強しながら自分なりの感想をまとめていきます。 参考図書:山本博文訳2016 参考図書:岬龍一郎訳2012